ボトックス注射
- デザイン力と技術力、自然で美しい仕上がり
- 額、眉間のしわを無くして幸せ顔に
- エラの張りをなくして、
すっきりフェイスラインを叶える
眉間の縦じわや目尻の笑いじわに代表される「表情じわ」は、見た目年齢を大きく左右するだけに30代以降に急増するお悩みですが、筋肉の緊張を緩める作用をもたらす「ボトックス注射」によって解決できます。表情じわの軽減のほかに、エラの張りをなくして小顔にする効果や、ふくらはぎを細くしなやかにする効果も、ボトックス注射で得られます。
厚生労働省承認製剤の施注資格をもった医師が担当しますので、美容皮膚科へお気軽にご相談ください。
ボトックス注射とは
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌の作り出すA型ボツリヌス毒素(天然のタンパク質)を有効成分とする薬剤(ボツリヌストキシン製剤)を用いた治療です。(毒素といっても、天然のたんぱく質からできた毒素を分解・精製したもので、ボツリヌス菌の菌体やその成分、培養液の成分などは一切含まれません。)
ボツリヌス毒素には、筋肉を動かす神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑える働きがあり、ごく少量、緊張している筋肉に注入することで筋肉をリラックスさせ、表情筋によるしわを軽減したり、顔のエラ張りやふくらはぎの張りを改善することができます。また、アセチルコリンの放出をブロックする作用を応用して多汗症の改善や、花粉症の症状緩和にも効果を発揮することができます。
「ボトックス注射」という呼び方は、国内で唯一厚生労働省の承認を取得しているアラガン社のボツリヌストキシン製剤「ボトックスビスタ®」に由来しています。
このようなお悩み方におすすめ
・怒ったように見える「額や眉間のしわ」をなくしたい
・笑った時にできる「目尻や鼻根のしわ」を目立たなくしたい
・マスク着用中に目線があつまる顔の上半分の印象を良くしたい
・「エラ張り」を改善して小顔になりたい
・鼻の下を短く見せてかわいらしい印象になりたい
・あごの梅干じわが気になる
・筋肉でガッチリしたふくらはぎをスラっとさせたい
・脇の下やの手のひらの多汗症を改善したい
・安全性が認められている薬剤を使った治療を受けたい
ボトックス注射の施術効果
ボトックス注射には、神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑制する作用があります。この作用によって、筋肉の過剰な動きや発汗が抑制され、顔の表情じわやエラ張りの改善、ふくらはぎ痩せ、多汗症改善など、さまざまなお悩みに効果を発揮し、通常3~4ヵ月程度効果が持続します。
表情じわの改善、予防(目尻・眉間・額・鼻根)
笑ったときに出来る目尻や鼻筋の笑いじわ(バニーライン)、怒ったときに出来る眉間の縦しわ、額の横じわは、表情筋が収縮することによって表れます。ボトックス注射で関連する表情筋の収縮を抑制することで、表情を作ってもしわが出来にくくなります。また、表情の動きに伴って出現していたしわを抑えることで、無表情時でも入ってしまっていた薄いしわが目立たなくなったり、将来のしわを予防する効果も得られます。
顔のしわができる原因
顔にしわができる仕組みは、部位によって異なります。
例えば「目元のしわ」は、加齢によって皮膚や皮下組織が薄くなったところに表情筋の動きが伴うことによって起こります。皮膚が薄くなると、笑うなど皮膚の奥にある筋肉が収縮したときに皮膚表面の“踏ん張り”がきかず、しわになりやすくなってしまうのです。
「眉間のしわ」は、眉を寄せる力が強い人ができやすい表情じわです。40代以降、皮膚の弾力が徐々になくなってきますので、表情じわが刻まれやすくなります。普段は気を付けていても寝ている間に無意識に寄せてしまっている場合もあります。
「ほうれい線」は、加齢や表情の癖のほかに、頬のお肉が下垂することや口周りの皮膚が薄くなることによってできやすいです。ほうれい線の場合、ボトックス注射よりもヒアルロン酸注射や脂肪溶解注射®が適応となる場合が多いでしょう。
顎の凹凸改善
”うめぼしじわ”とも言われ、老けた印象を与えてしまう顎のでこぼこは、おとがい筋の過剰な動きによるものです。ボトックス注射でおとがい筋の動きを弱めることで、つるんと滑らかな顎に改善できます。さらに、あごの力をリラックスさせると少し顎が前下方へ出て、すっきりとした輪郭になることがあります。
唇上のすぼみじわ改善
唇をすぼめたときに唇の上に走る縦しわは、”すぼみじわ”とも言われ、老けた印象を強く与えてしまうしわの一つです。関連する口まわりの表情筋の動きを弱めることで、年齢感を払拭することができます。
小顔効果・エラ張り改善(小顔ボトックス)
輪郭が角ばって見えるエラ張りは、主に骨格が原因の場合と、筋肉が原因の場合がありますが、筋肉が原因の場合はボトックス注射で改善が可能です。奥歯の噛みしめや歯ぎしりなどで発達したエラの筋肉(咬筋)を弛緩させボリュームダウンすることで、フェイスラインをスッキリさせ小顔に変化させるこの治療は、小顔ボトックスとも呼ばれています。
エラ張りが目立ってしまう原因
顔のエラの張りが目立つ原因は、骨格によるものや、リンパの停滞、脂肪など様々ありますが、ボトックス注射で改善できるものは、筋肉(咬筋)の発達による場合です。
顔の咬筋という筋肉は、すべての人が持っている筋肉で、この筋肉が発達して大きくなることで、エラが張って見え目立ってしまいます。咬筋は文字通り咬む(かむ)筋肉となります。かたいものを噛むことによってこの筋肉は発達していきますが、過度な歯ぎしりや食いしばりは、必要以上に咬筋に負荷がかかってしまいます。歯ぎしりが習慣化することで結果的に咬筋が発達してしまい、エラが目立ってしまうというケースもあります。
口角アップ
年を重ねるごとに口角が下がってくると感じるのは、年齢とともに、口角を引き上げる筋肉は緩み、口角を引き下げる筋肉は収縮していくためです。
ボトックス注射では、口角を引き下げる筋肉の緊張をやわらげることで、口角をアップさせることが可能です。老けた印象や不機嫌な印象を与えてしまう“への字口”を改善したい方、口角をキュッと引き上げたい方におすすめの治療法です。
人中短縮
人中とは鼻と唇との間にある縦の溝のことです。人中が長い人は間延びした印象や、老けた印象を与えてしまいます。「人中短縮ボトックス」は、上口唇部分にボツリヌストキシン製剤を注入することで、鼻下全体を引きあげることで上口唇が上を向き、鼻と唇の距離を短く見せる効果があります。人中が短くなると、顔が小さく、引き締まった印象になります。また、上口唇をボリュームアップさせる効果も期待できます。鼻の下の長さが気になる方、上唇の薄さが気になる方、加齢とともに伸びた人中を短くして若々しい印象にしたい方におすすめの治療法です。
脚痩せ(ふくらはぎの脚痩せ)効果
ふくらはぎの筋肉がししゃものようにぽっこり盛り上がってしまった“ししゃも脚”は、ふくらはぎのヒラメ筋の過剰な発達が原因です。気になる部位にボツリヌストキシン製剤を注射することで、発達したふくらはぎの筋肉を弛緩させボリュームダウンし、細くしなやかな女性らしいレッグラインに改善することができます。
ふくらはぎが太く目立ってしまう原因
ふくらはぎが太く見える原因には、脂肪太り、むくみ、そして筋肉の発達が挙げられます。
セルフケアでの対策が難しい筋肉の発達ですが、その原因は、過去にスポーツをして現在も習慣化している、ハイヒールを日常的にはいている、など、一部の筋肉を酷使することにあります。ふくらはぎには「ヒラメ筋」と言われる大きな筋肉があり、このヒラメ筋に過剰な負荷が習慣的にかかることで筋肉が発達し、ふくらはぎが太くみえてしてしまう原因となります。筋肉の発達によるふくらはぎの張りは、ボトックス注射で筋肉の緊張を和らげることで改善が可能です。
脇の下や手のひらなど、過剰な発汗が気になる部位にボツリヌストキシン製剤を注入すると、汗腺に向けて発汗を指令する神経伝達物質(アセチルコリン)の放出がブロックされます。これにより、汗腺からの過剰な発汗を抑制することが可能です。
花粉症ボトックスは、鼻腔にボツリヌストキシン製剤を点鼻することで、鼻の粘膜の神経に作用させ、花粉による鼻水症状を抑制する治療です。ボツリヌストキシンの神経伝達物質(アセチルコリン)ブロック作用を応用した治療です。
ボトックス注射の施術内容
施注資格医が語るタカミクリニックのボトックス注射
筋肉の収縮を抑制し、しわをできにくくするボトックス注射は、施術にかかる時間も短く、通常、注射後1~2週間で目に見えて効果が現れます。(注入部位によって異なります。)また、施術に使用するのはとても細い針なので注射の跡が残る心配もなく、美容医療がはじめてという方にも大変人気の施術です。
特に、不機嫌そうに見える眉間のしわや、笑った時の目元のしわは、筋肉の収縮によっておきますので、ボトックス注射が効果的です。おでこのしわも同様にボトックス注射が効果的ですが、目を開閉するときに眉が動く人はボトックスを打った後に目を動かすとき“重い?”と感じるなどデメリットが出やすいので、カウンセリングでしっかりと症状を確認します。しわの治療の他にも、小顔や脚痩せもボトックス注射で効果を出せるケースがあります。
逆に、ボトックス注射だけでは改善がむずかしい症状もあります。例えば、老化により頬のお肉が下垂することや口周りが痩せてくることによって目立ってくる“ほうれい線のしわ”は、ボトックス注射よりも、ヒアルロン酸を使用して口元をふっくらさせることで改善します。また、肌にハリ感や弾力がないままでは、ボトックス注射で表情じわを消したとしても若々しくは見えませんので、肌をふっくらさせることも必要です。
当院では、患者様一人ひとりの肌や症状に合わせて、ボトックス注射の施術を行うとともに、前向きに美しく年を重ねるためのトータルアドバイスを行っています。自分に何が必要なのかまずは話を聞きたい、という方は是非一度、診察にお越しください。
使用する製剤の種類について
ボトックス注射で用いるA型ボツリヌス毒素製剤は、25年以上にわたり医薬品として、さまざまな疾患の治療に使われており、しわ改善のほかにも、斜視、片側顔面けいれん、痙性斜頸(けいせいしゃけい)などの治療に用いられています。
当院で使用する製剤は、A型ボツリヌス毒素製剤の中でも、「ボトックスビスタ®(BOTOX Vista)」と「ニューロノックス®(Neuronox)」を施術内容によって使い分けて使用しております。
ボトックスビスタ(アラガン社製)
目尻、眉間、額、顎、など、しわ改善治療には、「ボトックスビスタ®」を使用しています。ボトックスビスタ®は、高品質で高い安全性と実績を持つアラガン・ジャパン社製の製剤で、日本では唯一の厚生労働省承認製剤です。アラガン社は、1980年代よりA型ボツリヌス毒素製剤の開発に携わり長きにわたる臨床経験を有しており、BOTOXは米国で発売以来、全世界でトップシェア、その効能効果については世界60か国以上で承認されています。
尚、ボトックスビスタは、アラガン社から認定を受けた医師のみが施術を行うことが可能です。当院では資格を得た認定医が必ず施術を行います。
ニューロノックス®(Medy-Tox社製)
「ニューロノックス®」(Medy-Tox社製)は、ボトックスビスタ®と同じボツリヌス毒素製剤ですが、いわゆる後発品であるためコストパフォーマンスが良いのが特長で、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)で認可され世界で広く使用されております。
当院では、小顔やふくらはぎ、多汗症といった製剤を比較的多めに使用する部位にはニューロノックス®を使用しています。ご希望の方には、これらの部位にボトックスビスタ®を使用することももちろん可能です。
ボツリヌス毒素製剤は、非常にデリケートな製剤で、温度管理を怠ったり衝撃を受けたりすると本来の薬の効果が発揮されなくなります。当院では、製造や保管においての温度管理・運送体制が徹底された製剤を正規代理店を通じて患者様に提供しております。
ボトックス注射の持続期間について
ボトックス注射の効果は、約3ヵ月~半年と言われています。
治療部位や個人による差がありますが、通常2~3日で効果が現れ始め、2~3週間で安定し、その後3~4ヵ月間程度持続したあと、時間の経過とともに徐々に効果が消えていきます。この場合、再注入することによって同様の効果が現れます。
大事な予定やイベントなど目標がある場合は、半月から1ヵ月くらい余裕を持って治療を受けることがおすすめです。
ボトックス注射の施術料金
厚生労働省承認製剤の施注資格をもった医師が、患者様一人ひとりの肌や症状に合わせて適切な量を注射します。
- ・部位、施術内容によって使用するボツリヌストキシン製剤が異なります。
- ・下記は当院が規定する通常量での料金となります。医師の判断により、注入量の追加をご提案することがあります。その際は増量料金が発生します。詳しくはお問い合わせください。
〈フェイス〉
部位 |
1回 |
使用製剤 |
目尻(両側) |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
眉間 |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
額 |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
鼻根(バニーライン) |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
あごの凹凸改善 |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
口角アップ |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
人中短縮 |
55,000円 |
ボトックスビスタ® |
小顔(エラ張り) |
55,000円 |
ニューロノックス® |
- ※麻酔代:1,100円
- ※初診料:3,300円(再診料:1,100円)
- ※当院はすべて税込価格表記となります。
〈ボディ他〉
内容 |
1回 |
使用製剤 |
脚痩せ(ふくらはぎの脚痩せ:両脚) |
132,000円 |
ニューロノックス® |
多汗症(両ワキ) |
132,000円 |
ボトックスビスタ® |
花粉症(点鼻) |
15,400円 |
ニューロノックス® |
- ※麻酔代:1,100円
- ※初診料:3,300円(再診料:1,100円)
- ※当院はすべて税込価格表記となります。
ボトックス注射の施術時間
施術内容 |
所要時間 |
ボトックス注射 |
麻酔を含めて20~30分 |
ボトックス注射の施術の流れ
-
診察・カウンセリング
医師が診察を行い、症状やお肌状態を拝見して、施術内容を決定します。
-
施術
承諾書:ご不明な点はお気軽にご質問ください。
お写真:治療の経過が分かるように、カルテ用のお写真を撮ります。
はじめに麻酔クリームを塗布します。約20分経過し麻酔効果が現れたら、医師が目的に応じた部位にボツリヌストキシン製剤を注入していきます。
-
メイク
施術の終了後、メイクをしてお帰りいただけます。
ボトックス注射の症例
表情じわの改善、予防(目尻・眉間・額)
口唇上のすぼみじわ改善
ボトックス注射と高見院長のヒアルロン酸注入で、口をすぼめた時に出来るしわを軽減させた症例です。
※上記の写真は両方とも目いっぱい口をすぼめている状態です。
ボトックス注射は日常生活に問題の無い範囲で制限をかけています。
ヒアルロン酸注入の症例はこちら
- 施術名
- ボトックス注射・高見院長のヒアルロン酸注入
- 施術の説明
- ヒアルロン酸注入は、生体内に存在している成分「ヒアルロン酸」を注射し、しわの改善や輪郭形成などを行う治療です。ボトックス注射は、筋肉をリラックスさせる作用のある薬剤を注射することで、しわを軽減する治療です。
- 施術の副作用
- 腫れ・内出血・圧痛など、注入に伴う一般的な症状が現れる可能性。
- 施術の費用
- ボトックス注射(顎) 55,000円
高見院長のヒアルロン酸注入(口元) 110,000円~462,000円
※当院はすべて税込価格表記となります。
ボトックス注射のよくあるご質問
-
ボトックスはどの位の期間、効果が持続するのですか?
-
3~4ヵ月効果が持続し、その後は徐々に効果が消えていきます。
-
注入したボトックスは何処に行くのですか?
-
筋肉に効果があるものなので、筋肉に作用し、時間が経つと効果が消失していきます。
-
手のひら・脇ボトックスをすると、まったく汗をかかなくなるのですか。
-
打つ前に比べますと、気にならない位の量になります。ただし、全く汗をかかなくなるという事ではございませんので、ご了承ください。
-
額のボトックスをした知人から、目が開けにくくなったと聞いた事があるが大丈夫ですか?
-
筋肉の働きを弱めるので、打った直後は額の部分が重く感じる方も中にはいらっしゃる様です。ですが、ボトックスを額に注入したことで、目が開けにくくなるということはございませんので、ご安心ください。
-
ふくらはぎに、ボトックスを打ち、柔らかくはなってきましたが、ここから細くなるのですか。それともこれが効果ですか?
-
肉質が柔らかくなっているのは、効果が表れていることになります。個人差がありますが3~4ヵ月に1度のペースで、施術を重ねることで、更に効果が期待できます。
ボトックス注射の施術に関する注意事項
注意事項/副作用
・ボトックス注射の効果は、処置後2~3日目から現れ始め、1~2週間(小顔ボトックスの場合は2~3週間)で安定し、通常3~4ヵ月持続します。その後、時間の経過と共に効果は消失し、処置前の状態に戻ります。
・稀に、体質により耐性が生じる可能性があると言われています。
・内出血が出た場合、通常1~2週間前後でおさまります。
・注入後に感染症や出血が起きる可能性はゼロではありません。
禁忌事項
・妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方、授乳中の方、3ヵ月以内に妊娠予定の方
・神経、筋疾患をお持ちの方
・ボツリヌス菌が原因と思われる食中毒の既往がある方
・過去にボトックス治療でアレルギーのあった方
本施術は、自由診療です。「ボトックスビスタ®」(国内承認医薬品)もしくは、薬機法に基づき当院医師が個人輸入手続きを行った 「ニューロノックス®」(国内未承認・KFDA承認)を用います。国内で承認されている目的(しわの治療)と異なる使用目的を含みます。個人輸入において注意すべき医薬品等についてはこちらをご参照ください。