角栓ができる原因と特徴
角栓とは、皮脂腺から分泌された脂が毛穴の中で古い角質と混ざり合ってできた小さな塊のことをいい、角栓ができる主な要因は過剰な皮脂分泌とターンオーバーの乱れです。小鼻やあご、Tゾーンなど皮脂分泌が多いエリアにあらわれやすく、ターンオーバーと共に排出されなかった角栓は、毛穴をふさぎ肌表面からぽつぽつと飛び出して見えます。
角栓を放っておくと、さらに大きくなって毛穴を押し広げたり、表面が酸化して黒ずむことで毛穴が一層目立つ要因となります。また、角栓が毛穴をふさぐことでアクネ菌の増殖を招きニキビ発生の原因にもなります。
角栓は、脂だけできているのではなくタンパク質(角質)を多く含んだものなので、メイクや皮脂汚れを落とすクレンジングや洗顔料だけでは、ほとんど取り除くことができません。また、強すぎるピーリングなど間違ったセルフケアで角栓を取り除こうとすると、肌を傷つけ毛穴目立ちを悪化させることがありますので、肌に負担なくきれいに角栓を取りたい方は、美容皮膚科で角栓除去を行うことをおすすめします。