あなたの肌悩みに医師がお答えします
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顔やせに効果的なセルフケア・治療とは?

更新日:2023年2月28日 火曜日

いくら体がシュッとしていても、顔が太っていたりむくんでいたりすると、スマートな印象を与えることはできません。顔をスッキリさせて、体とのバランスを取り、全体的にスマートな印象を与えられるようになるためにはどうしたらよいのでしょうか。

顔が太ってしまう原因、顔やせに効果的な方法、そして簡単に顔やせができる美容皮膚科での施術について解説していきます。

 

※この記事は、美容皮膚科タカミクリニック副院長の山屋 雅美医師が監修しています。

 

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顔が太ってしまう原因とは?
 

顔やせの方法を知る前に、顔が太ってしまう原因を把握していないと、適切な対策がとれません。「最近、顔が太ったかな?」と感じている人は、以下の原因に心当たりがないかどうかチェックしてみましょう。

 

【1】顔の筋肉の衰え

顔の筋肉が衰えると、顔全体が垂れ下がったような印象になり、だらしなく太ったように見えてしまいます。また、アゴのラインが崩れたり、ほうれい線が目立ちブルドッグのような印象になってしまう恐れが。普段から感情をあまり顔に出さない人や、人と会話をする機会が少ない仕事についている人は、特に気をつけてください。

 

【2】むくみで

「顔だけが太って見える」「飲み会の次の日に顔が太っている」という人は、太っているのではなく「むくんでいる」可能性が高いでしょう。むくみとは、脂肪ではなく水分が肌の内側にたまっている状態で、前日にアルコールを摂りすぎたり、塩分を摂りすぎたりすることによって発生します。むくみは一時的な症状のため、朝の時点で顔が太っていたと思っても、夜に改善されていれば、特に問題ありません。逆に、むくみが数日間続くようであれば、何らかしらの病気にかかっている可能性もあるため、病院で診察を受けることをおすすめします。

 

【3】肥満

顔は比較的脂肪がつきにくい場所ではあるものの、体重が増えると顔にも脂肪はついてしまいます。ほっぺたがパンパンに張っていたり、あごが二重あごになっていたりする場合は、脂肪が原因で顔が太っている可能性が高いでしょう。また、顔についたお肉は重力の影響を受けて、その後たるみにつながってしまう可能性もあります。顔についた脂肪は中々落としにくいため、とてもやっかいです。

 

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【4】薬の副作用

ステロイド系の薬を使用していると、副作用で顔が丸く腫れてしまうことがあります。この状態は「ムーンフェイス(満月様顔貌)」と呼ばれ、ステロイドによる食欲の増進、脂質の代謝障害によって発生するので、ステロイド系の薬を飲んでいる人は注意してください。また、これらが原因で顔が太ってしまった場合は、食生活に気をつけるのはもちろんですが、薬の量を減らしたり、使用を中止したりしない限り、症状は改善されません。

 

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小顔のカギは「顔の下半分」
 

小さい顔と大きい顔の違い、それは「顔の下半分」の脂肪量によって差が出てきます。

イラストで検証!小さい顔と大きな顔を比べ見る!

以下のイラストは、顔の長さや幅、首の太さなどは全く同じであるのに、右のイラストの方が顔全体が大きく見えています。顔の下半分のボリュームだけが違うのです。

つまり、頬、フェイスラインなど「顔の下半分」のボリュームとなる「むくみ」「脂肪」こそが、顔やせを成功させるポイントになります。

 

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「顔やせ」に効果的??9つの方法
 

【1】「顔のエクササイズ」で顔やせ

表情筋を動かして、顔の筋肉を鍛える方法です。顔の筋肉を鍛えることによって、フェイスラインが少し引き締まった印象を与えることができるでしょう。ただ、ピンポイントで「顔やせ」するのには、あまり効果を期待できませんし、間違った方法で行っていると逆にシワの原因になってしまうこともあります。

 

しわの原因についてはこちら

 

【2】「マッサージ」で顔やせ

顔全体をマッサージすることによって、むくみをとることができます。ただ、こちらもむくみをとる場合には有効ですが、肥満が原因で顔が太ってしまっている場合は、あまり効果は期待できません。

 

【3】「全身の運動、ダイエット」をして顔やせ

全身の運動やダイエットを通して、最終的に顔やせを目指す方法です。顔は元から脂肪がつきにくい部位であるため、落とすのにも時間がかかります。顔やせの効果を実感できるのには、相当の時間がかかるでしょう。

 

【4】「アイテム・グッズ」を活用して顔やせ

「ころころローラー」など、顔のむくみをとったり、引き締めたりする効果があるアイテムやグッズを活用する方法です。

 

【5】「ツボ押し」で顔やせ

頭〜顔のツボを押して、むくみを解消する方法です。こちらも「むくみを解消する」ときには有効ですが、「顔についた脂肪を取る」ことはできません。

 

【6】「ガム」を噛んで顔やせ

ガムを噛んであごを動かし、表情筋を鍛える方法です。あごを動かすことで確かに表情筋を普段より多く動かすことにはなりますが、顔のたるみに影響を及ぼす表情筋は一つではなく様々あり、作用もそれぞれ異なりますので、あごだけを動かすこの方法では、気になる部分のたるみを予防したり改善するには十分ではないでしょう。また、やりすぎると逆にエラが張る原因になってしまうかもしれません。

 

エラ張りが目立ってしまう原因はこちら

 

【7】「食生活の改善」で顔やせ

食生活を見直すことで顔のむくみを改善する方法です。塩分やアルコールの過剰摂取は顔にむくみを生じさせ、顔がパンパンに張ってしまう原因になります。特にお酒好きな人は、ついつい塩分の多いおつまみやチーズ、ハムなどに手を伸ばしがち。いつのまにか塩分過多になっていることも多いので、アルコールや塩分の摂取量には気を付けましょう。

パンパンに張ったお顔の原因がむくみの場合は、塩分やアルコールの摂取は控え、食生活を改善することによって、ある程度の顔の腫れは解消されるでしょう。

 

【8】「エステ」の顔やせコース

エステでの顔やせマッサージコースなどを利用も、顔やせの方法の一つとしてあります。マッサージのほかにエステマシンでの顔やせコースなどもありますが、医療マシンに比べると効果はかなり限定的。エステを受けたその日は顔がすっきりしたけれど、その後長くは効果が続かなかった、という経験をした方も多いのではないでしょうか。手軽だけれど顔やせ効果は一時的と割り切る必要があるかもしれません。

 

【9】「美容外科」の手術で顔やせ

美容外科で受けられる手術にフェイスリフト術があります。たるんで余分になった皮膚や筋膜を切り取ってリフトアップすることで、顔を大きく見せていたたるみが解消されるという効果があります。ただ、美容外科で行うこの手術はメスを使った侵襲性の高い(人体に対する影響・リスクなどがある)方法であるため、簡単に手軽に顔やせしたい!という方には向きません。

 

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「簡単・速攻」に顔やせするには、美容皮膚科の施術がおすすめ!
 

ここまでに紹介した顔やせの方法は、「むくみ解消」や「顔の引き締め」にはある程度の効果があります。

しかし、脂肪が原因の顔太りである場合は、効果が出るまでに相当な時間がかかったり、ほとんど効果がない場合も珍しくありません。また、美容外科で行う手術はメスを使って生体を傷つけることになるため、元の生活に戻るのに時間がかかる(ダウンタイムが長い)、傷跡などが生じるリスクもあり、手軽で簡単とはいきません。

そこでおすすめなのが、当院で行っている「メスを使わないフェイスデザイン-小顔・顔やせ施術」です。「簡単」に、「速攻」で顔やせを望まれる方は、ぜひ検討してみてください。

 

【1】 “手軽に脂肪取り”『脂肪溶解輪郭注射

脂肪溶解輪郭注射とは、その名の通り「特殊な成分を顔に直接注入し、脂肪を分解して溶かす施術」です。

顔のエクササイズやマッサージ、ツボ押しなどでは直接的に脂肪を減少させることはできませんが、脂肪溶解輪郭注射であれば、脂肪に直接ピンポイントでアプローチすることができます。また、当院で使用している脂肪溶解カクテル製剤には脂肪を溶かすだけでなく、肌を引き締め、弾力やハリを与える成分も含まれているため、「脂肪がなくなって逆にたるでしまった」という心配をする必要もなく、きれいに顔やせすることが可能です。また、脂肪細胞は一度分解されると、そのあとは二度と再生されないため、顔太りでリバウンドしてしまうこともないのです。

施術時間は1回約5分と短く、「腫れなどのダウンタイムがほとんどない」といったメリットがあります。より高い効果を得たい場合は、1週間ごとの間隔で、合計5回行うコースがおすすめです。

 

脂肪溶解輪郭注射について詳しく見る

 

【2】高周波マシン治療『テノール

テノールとは、専用の高周波機器を使って肌の奥にある真皮層を温めて血行を促進、代謝を活発化させてフェイスラインを引き締める治療方法です。テノールには、たるみの解消、肌の引き締め、といった顔やせ効果のほかにもコラーゲン生成サポートによるハリや弾力のアップ、目の下にあるクマの解消など、さまざまな効果があります。

じんわり熱を感じる施術で、時間は一箇所につき10〜20分ほどで、メスや注射を使う施術と違って痛みもなく、麻酔の必要もありません。ダウンタイムもないため、施術後すぐにメイクもでき、施術当日に予定がある場合でも大丈夫です。1回でも顔やせの効果があるものの、約1週間に1回のペースで5回、そしてその後も継続して1ヶ月に1回のペースで施術を行うと、美しいフェイスラインをキープできるでしょう。

 

テノールについて詳しく見る

 

【3】医療用EMS治療『EMS顔筋リフト

医療用EMS(タカミクリニック式顔筋リフト)とは、専用の機器を使って顔の筋肉に電気刺激を加えて表情筋を鍛えることで顔を引き締め、リフトアップする治療方法です。我流の顔マッサージやエクササイズでは、顔の筋肉をすみずみまで鍛えるのは難しく、間違った方法を繰り返していると逆にシワの原因になってしまうこともあります。その点、医療用EMSを使えば、肌に余計な負担をかけずに、鍛えたい表情筋だけにピンポイントでアプローチできるため、シワをつくらず肌を引き締めることができ、複数回の施術を繰り返すことできゅっとしまった小顔を叶えます。

筋肉の構造、皮膚の構造や表情筋の動きを研究した当院オリジナルのEMS療法では、皮膚に負担をかけず筋肉のみにアプローチすることで、新たなしわを作ることなくリフトアップすることができます。

施術時間は約10分で、「ほほ・口角」と「目尻」のふたつのプランからお選びいただけます。顔の筋肉を鍛えるだけなので、痛みやダウンタイムもありません。もっとも効果的なのは、1週間に2回、合計10回施術を行うコースです。

 

EMS顔筋リフトについて詳しく見る

 

【5】溶ける糸で簡単リフトアップ『スレッドリフト

スレッドリフトとは、メスを使わずに医療用の溶ける糸で肌を引き上げるたるみ治療法。傷跡を残さず瞬時に引き上がるため、手軽にすっきりしたフェイスラインを手に入れられる小顔効果の高い施術です。引き上げ効果に加え、肌のハリ・弾力UPなど嬉しい肌質改善効果もあります。施術時間は約15分~30分、「ダウンタイムがほとんどなく手軽に確実にリフトアップ」といったメリットがあります。料金は使用する糸によって異なります。

 

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まとめ
 

むくみを解消し、顔を引き締め、「顔だけが痩せたように見せる」のであれば、自宅でのセルフケアで十分かもしれません。しかし、肥満が原因の顔太りは、セルフケアだけでは中々解消できないでしょう。リフトアップなど、メスを使った顔やせ手術もありますが、「痛いのは嫌だ」「ダウンタイムはなるべくない方がいい」といった方は、当院の顔やせ施術を検討してみてはいかがでしょうか?

 

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